【コラム】メディアは「棚」の把握・管理を!

December 30, 2017


皆さま、2017年も大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。

 

AdFraud・Ads.txt・悪質な不正広告など、広告取引の適正化に関する問題・話題が非常に多かったのではないか?と思います。

 

この中でも、特に12/23号_東洋経済_ネット広告の闇は、業界誌ではなく、一般経済誌で取り上げられたということで、とても衝撃的であったな!と感じています。

 

AdFaruに関する数値は、海外では20%を記録しているという話や、日本でもかなり多くの割合(信ぴょう性の低いデータだと私は思っていますが。)が計測されているという話もあります。※5%程度という説もありますが。

 

ただ、この数値はアドネットワークなどの中間事業社の方を経由しての数値も含まれてのものであると言われています。

 

 

 

■メディアで直接計測したAdFraudについて

Brandの皆さんにもご認識を頂きたいのは、弊社にてメディアさんに直接計測のソリューションを入れさせて頂いての数値は下記のような状況です。

 

※ツールは、今回の東洋経済の記事でも出ておられましたIASさんのものです。

 

ご覧いただければお分かり頂けるかと思いますが、平均値で0.29%という数値で、今回の記事の海外事例の1/70以下の数値です。

 

全ての事例で同じとは言えませんが、メディアとの直接の取引をすることで、AdFraudなどの不適切な取引は抑えることができるかと思います。

 

メディアとの個別の取り組みは、オペレーションの手間は掛かるかと思いますが、PrivateMarketPlaceの各種座組を活用することで、効率も担保しながら、適切な広告取引ができるのではないでしょうか?

 

 

 

■メディアは自分で棚の把握・管理を!

 

AdFraudや不正広告の問題の根源は、メディアの中に表示される広告を、メディアが把握・管理できていないということにあるのではないでしょうか?

 

アドネットワークやSSPがオーディエンスデータのマッチングなどのアルゴリズムを進化させ、メディアは広告タグさえ設置をしておけば、高い収益をもたらしてくれるようになりました。

 

ただ、一方で、どのような理屈でそのような収益が出ているのか?が分かりづらくなっています。メディアは、今の収益の高さ!ということに振り回されるだけで、果たして良いのでしょうか?

 

今回のような不正広告やAdFraud(Bot)を仕掛けられるのも、今の収益の高さを良しとして、ブラックボックス化されたものに対して、無関心になっている故ではないでしょうか?テクノロジーが進んでいるので、全てを詳らかにするのは難しいかもしれません。ただ、把握する取り組みは行い続けないとならないと、我々は考えています。

 

流通小売りの事業社が、店頭の「棚」に並ぶ商品を把握せずに、収益が生まれているから良いよね!ということはあり得ないと言うのは、皆さんも想像に難くないと思います。

 

ただ、今のメディア業界では、メディアの大事な広告枠≒「棚」に、どのような取り組み先の商品が並んでいるのか?を把握・管理出来ていない状態だと思います。

 

 

このような不健全な状態を改善するためにも、2018年はもっと自分たちの大切なメディアの中の「棚」を把握・管理するための取り組みに注力をして、自分たちでコントロールできるようにしてみられてはいかがでしょうか?我々もそのような取り組みをもっともっとお手伝いできるようなパートナーになっていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

※参考

大企業さえ知らない「自動ネット広告」の死角 | 最新の週刊東洋経済 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

日本の広告詐欺率 81%という調査結果、その背景に何が?:米ピクサレート社 追加取材の回答 | DIGIDAY[日本版]
 

 

 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

Recent Posts
Please reload

© 2019 Data Tailor INC 
 プライバシーポリシー

Contact
 

Data Tailor(データテイラー)
〒107-0062

東京都港区南青山5-10-2 第2九曜ビル3F

tel:03-6427-2022 fax:03-6427-2021

info@datatailor.co.jp